石巻地方の神楽の大会 を見てきました

昨日 7月2日(日)は、石巻市河北総合センター(ビッグバン)で、「第40回 石巻・桃生・牡鹿地方 神楽大会」が開催されたので、見に行ってきました。
私は恥ずかしながら、これまで神楽というものを全く(神楽を「かぐら」と読むことすら)知りませんでした。
石巻の伝統文化を知る一環として、神楽というものを見てみようと、事前にネットで 神楽とは何か くらいのところは調べましたが、「神を祭るときに奏する舞楽。和琴(わごん)・大和笛(やまとぶえ)・拍子(ひょうし)の三つ、のちに篳篥(ひちりき)も加えて楽を奏し、かぐら歌をうたい、舞をまう。」とあるので、見にいくのは良いが、早々に退屈して、退席したくなるのでは、と心配しながら行ったのでした。神楽大会

8団体/演目の舞が行われ、朝9時半から15時までと比較的長時間の大会でしたが、(意外にも:失礼!)退屈することなく、最後まで鑑賞することができました。
雄勝法印神楽が国の重要無形民族文化財だということを初めて知りましたが、演目の「叢雲(むらくも)」は、八岐大蛇(ヤマタノオロチ)と素戔嗚尊(スサノオノミコト)の戦いは八岐大蛇(宙吊りの龍の人形)をブンブン振り回してスサノオと戦う動き含め楽しめました。飯野川法印の「日本武尊(ヤマトタケルノミコト)」は、日本武尊が魔女と戦うシーンでは魔女が舞台の屋根(?)の上に上がって戦うところなど笑わされ、 女川法印の「産屋」では、命(みこと)の子役に本物の赤ちゃんを使い、赤ちゃんが大泣きするので、途中 別の赤ちゃんに変えるというハプニングまであり、またまた笑わされました。
他の法印の演目もそれぞれ違っていて、しっとりとしたものから勇壮なものまで、いろいろな演目が楽しめて本当に良かったと思いました。
会場は観客で3分の2くらいしか埋まっておらず、かなり空席が目立ちましたが、観客の雰囲気も身内が多いであろうせいもあって、和やか、親近感のあるものでした。来年もまた見たい、石巻とその周辺のどこかの神社の機会があったら見に行きたいと思いました。
YouTubeのアクセス件数を見ても(少なく)神楽への関心は石巻地方でも高くはないように思われますが、このような伝統芸能は保存会の方々が大切に守っていくだけでなく、周りの、石巻の住民が、もっと関心を持って、もっと楽しんでいくようになれば良いとも感じました。

写真やビデオを撮るつもりでiPhoneは持って行ったのですが、操作ミスか、icloudの容量が一杯になったためか、残念ながら、思ったような写真・ビデオが撮れていなかったので、当日の写真などはアップロードできずです。(iPhone使い始めてまだ4ヶ月で、使い方がよくわかっていないこともあり)ああ情けなや。

 

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